ストライクゾーンのヒト
2016年から本格的に恋活しようと心に決めた私。
まずは合コンと、申し込みをするのですが
急な仕事で行けなくなったり、
女性の人数オーバーで、参加を却下されたり。
このバッドタイミングな状況に怒りが収まらない私・・。
そんな時、友人が一言。
「クリアにすべきことを片付けないと、新しいものは入ってこないんじゃない?」
この言葉に思い当たることが・・・
そう、私の心の片隅にはある男性の存在があったんです。
〜始まりは3年前の夏〜
きっかけはある交流会
自己紹介する彼の姿が超わたしのタイプ。
どストライクでした。
端正な顔立ち
細マッチョな体型
聞けば飲食系のお仕事をされているんだとか。
なんとか話したい!
気持ちとは裏腹になかなか近づけず
名刺交換するのがやっと。
お店の場所はわかる
行けば会えるのは確実なんだけど、、ね。
その日はこれで終了。
2ヶ月ほど経って、再び交流会が。
私が座った席の正面にすっと座ったのは、彼!
頭の中でクラッカーが鳴りました(^^)
これをきっかけに話すことができるように♪
握手をしながらの自己紹介。
彼はイキナリ私の年齢を聞いてきました。
彼「何歳ですか?」
私「47歳です」(あっ!年言っちゃった)
イキナリの質問に考える間もなく答えた私。
ムッとするかと思いきや
直球すぎる聞き方がむしろ好印象。
しかもお互い同い年ということがわかり意気投合!
(いい展開なんじゃな〜い?)
が!!既婚者とのことで撃沈
だからと言って好印象なのは変わらないし
ときめきがあっただけでもいいか♪
と、彼が働くお店にも足繁く通うようになったのでした。
もちろん男女の進展があるわけでもなく・・
ただ私の話しを聞いてくれるだけでもシアワセ。
元気にもなれるし。
そんな生ぬる〜〜いコトをしてました。
心のどこかで「好きな人がいる」(憧れに近いけど)という気持ちが持てたことに満足していたのかも。
そして既婚者だから両想いになることはない。
つまり告白する必要はない。
ということは振られることはない。
だから断られて傷つくことはない。
自分勝手な解釈でよくわからない安全圏にひたっていましたね^^;
幻の恋にケリをつけないと、本当の出会いはやってこないよ
友人はそれを伝えたかったのかもしれませんね。
必要なのは 「気持ちの断捨離」
彼に好きと伝えること。
決めたら即動くべし!
その日のうちにお店に行きました。
いつもは落ち着く時間帯のはずなのに
その日に限って入れ替わり立ち代りお客さんが来る来る・・
(これは、今日はやめておきなさいというサインでは?
というアクマの囁きを何度も振り払って粘りましたよ。
二人っきりになるまで。
そして、時がきました。
伝えました。
気持ちを。
あ・・れ・・・?
本当に好きだったの?
好きだと思いたかっただけみたい。。。
言葉にしたことで気付けた自分の心。
はい!
恋に恋していただけでした(爆笑)
恋愛も10年以上休んでいると、好きという感覚って忘れるのかしら。
こんな私に彼氏、できるんだろうか。
もう50歳を目前にした40代最後の年。
エアな恋だったけど、手放した私にそんな不安がチクリと心に刺さったのでした。
こうしてストライクゾーンな彼への片思いは終わったのでした。